1月12日、千葉県がんセンター・ボランティア交流会に参加しました。
医療スタッフや各ボランティア団体との交流が図れる貴重な時間です。
診療の合間を縫って来てくださった院長先生。ご挨拶のなか、ボランティアについて「小さなこと。でも、とても大事なこと」とおっしゃいました。その時ふと思い出したのが「今日、病院いったら外来に院長先生が立ってらした」という言葉。日頃から、外来や院内に出て、患者さんやスタッフ、そしてボランティアの姿をみていらっっしゃったからこその言葉なんだ・・・と思い、とても印象に残りました。
ボランティアや医療スタッフがそれぞれ簡単に自己紹介をした後、情報交換が行われました。思っていた以上に活発な意見交換にちょっとびっくり。みなさんの真剣に取り組む姿勢を伺うことができました。
ケアグッズに関するいろいろなご意見や要望も聞くことができました。あったらいいな・・・のケアグッズの連絡シートを作って、自分たちにできることはしていきたいと思っています。また、金平糖の他も個人の方や他の団体がケアグッズを作って届けています。今後は、こうした方たちとも連携を深めていければな・・とも思いました。
・・・と、ここまでは”ほぼ、優等生だった”私でした(*^-^*)
「最後に何か・・・」と、司会の方の言葉に手を挙げた瞬間、”言いたい放題”の私が頭をもたげた"(-""-)"
「ボランティアに、予算を」
はい、無理なことは重々承知です。が「ボランティアを受け入れる・ボランティアをする」という覚悟の代償としても、有償であることにこだわりたい、と私は思っているのです。
交流会では、自分の気持ちをまとめる前に「ボラティアに予算を」と口走ってしまったので、うまく説明ができなかったのですが・・・
例えば、交流会では、自分の気持ちをまとめる前に「ボラティアに予算を」と口走ってしまったので、うまく説明ができなかったのですが・・・車いす介助・・・「車いす押すだけ」簡単なようで、簡単ではない、と思うのです。私自身、初めて母の車いす介助をした時、腰を痛めてしまいました。その後、車いすの構造等について学び、車いす介助のコツを知りました。また、言葉かけ一つにしても、配慮しなければいけないこともあるかと思います。
また、病棟に季節の飾りを・・・ということ。医療や福祉施設では、よく見かけますが、施設のスタッフの方が、少しでも季節を感じてもらおうと折り紙などの手作り作品。それはそれで、よいことだとは思います。スタッフの方の気持ちが伝わるし、ふと心和むものだと思います。
が、私は、思うのです。やはり、芸術性の高いものも必要なのではないか。
患者や家族、そして、医療スタッフや職員も、ほっとできる空間があればいいなと。
・・・てなことを考えていた時に見つけた素敵なアートプログラム。病院アート先進国のスウェーデンで、日本女性のアーティストが採用されました。ワークショップで造ったスタッフたちの作品が、病院アートになりました。芸術家の他、プロデュースする方、プロたちの力によってつくられました。こうしたことが可能なのは、スウェーデンの1%ルールがあるからです。1%ルールは、公共施設にアートを取り入れる「ルール」です。1937年に導入されたとのことです。病院の場合は2%を上限としてアートを採用する旨が示されているとのことでした。
さてと、我が国は・・と調べてみると、NHKでも紹介された四国の病院のアートは、素敵ですね。
春日部市立医療センターでも、市にゆかりのある芸術家の全面協力によるアート空間が作られているようです。
以前紹介した、倉敷中央病院、ところどころに置いてある椅子、その一つひとつが素敵なものでした。座ってほっと一息つけるものでした。あれがパイプ椅子なら、休むという目的は果たせますが・・・ねっ( ^^) _U~~
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