2017年度「食」の3回連続講座の準備のため、NPO医療・福祉ネットワーク千葉に伺いました。医療・福祉ネットワーク千葉は、フランス料理のシェフとともに”ハレの日”のためフルコースのケアフードを作ったり、お家で作るためのレシピなどを作っています。
10月から始まる「食の3回連続講座」は、調理実習や試食や、体験談や専門家の話などを通して、自分にとって良い食事とは何か、を考えるためのきっかけづくりを目指しています。
その3回目は、人生の終盤の食事を考えます。
命の終わりが近づいた時、だれもが経験するであろう「ケアフード」について、考えます。
「家族のために、自分のために、どのような食事をつくればいいのか」
味・栄養・好み・・・3つのバランスをとる難しさや、調理する手間や難しさ。
一方で、食を囲んでの思い出は、遺された者の大切な思い出となるかもしれません。
そこで、ケアフードを作り、それを広めるために尽力されている医療・福祉ネットワーク千葉の今までの取り組みや、エピソードなどをお話していただこうと思っています。
医療・福祉ネットワーク千葉では、「フレケアフード」「フレケア食」「フレンチケア食」を商標登録されたとのこと。
これらの名前の「フレ」には、食が持つ「ふれあい」「フレンド」という意味合いを込めているとのことです。
そこには、私達の考える「みんなで一緒に食べることができるケアフード」と共通の思いがありました。一杯のスープ、一匙のソース・・・ほんの少しでも、一緒に食べて「おいしいね」と笑顔になれれば、その場にいるみんなの素敵な人生の一コマになるのではないでしょうか。
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