東京キワニスクラブ主催のフェスティバル。
キワニスドールが現場でどのように使われているのかを多くの方に知ってもらい、キワニスドールの普及を促すためのフェスティバル。
高校生や大学生・看護学生、社会人や医療現場で働く方など160名ほどの方が参加。
第1部 「ドールで紡ぐものがたり」では、医療現場でのキワニスドールの活躍ぶりが語られました。
亀田総合病院小児科では、主に3~7歳の子ども達への術前プレパレーションで使用しているとか。
自分が着ることになる手術着を着たお人形を目の前にして、これからの治療を説明するための紙芝居を用意。紙芝居の中で、検査を受けたりするドールと目の前のドールを見比べ「このお人形と一緒だ」という感想が子ども達の口からもれるとか。そして、自分の不安や疑問を言葉で表すことができるようになることもあるようです。ドールを通して、子ども達がもつ不安や疑問をその場で解決できる糸口にもなっているそうです。とはいっても、不安を完全にはなくすことができないこともあり、手術室と連携をとり、ドールをお供に手術に向かう子どももいるとのことでした。
聖路加総合病院のCLS(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)の方は、ドールを介してのお話が、患児だけでなく、母親の不安にも気づかせてくれることがあると言います。
また、母親の入院の際、不安や寂しさと同時に、父親が長期休暇を取りお家で一緒に過ごすことができることへの楽しさも感じていた子ども。ドールに顔や洋服の絵をかき、自分の身代わりにと母親に渡したとか。そうすることで、「ママは病院でドールと一緒、私はお家でパパと一緒」と、感情のコントロールができたと言います。
自分の気持ちを代弁してくれる分身であり、友達でもあるドール。
広く使われるようになるといいですね。
そのためには、ドールを作るボランティアも必要です。
第2部は、ドール作りの体験です。
6月に金平糖で開催したドール作り体験会。その時の、注意点など思い出しながら作成。
ほーら、立ち姿もほぼ完ぺき・・・自画自賛( ^^) _U~~
ドール作りでは、体験回数に応じた色のドールピンがもらえます。
今回2回目の私は、ピンクのドールピン♡
私の手元から旅立ったドールたち。
今ごろ、どーしているかな~。
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6月に金平糖で開催した「キワニスドール体験会」に参加して下さった看護学生さんたちと、会場でばったり・・・
金平糖がきっかけで、ドールを知り、将来の自分たちの職場で、どのように使われているかを知った学生さんたち。
この経験を、職場で活かす時がくることを願って、会場を後にしました。
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