2月16日放送、バリバラで「きょうだい(障がいや病を持つ兄弟姉妹がいる人)」のことを取り上げていました。
ディレクターさんが「きょうだい」さんで、「今までお姉さんとちゃんと向き合ってこなかった」という気持ちから番組を作っていたように思います。
そこで、当人の状態を捉え直すところから、関係の再構築をしよう・・・と、考えられたのではないでしょうか。
それは、弟さんとの話し合いにヒントがあったように思います。
弟さん曰く「通っている福祉施設と、家にいるときとでは、違う姉の姿がある」とのことでした。
ディレクターさんが福祉施設に行き見たお姉さんの姿は、家にいる時とは違う表情豊かなお姉さんでした。
番組をみながら、フラミンゴ隊(重度障碍児者のコミュニケーション支援をしている会)のHPにある言葉
どんな障がいを持っていても、そしてどんなに幼い子供でも、心にはたくさんの「言葉」がつまっている。
ただ、周りの人間がその「言葉」を拾う方法を知らなかっただけ。
を思い出していました。
フラミンゴ隊さんが活動や、番組に出てきた福祉施設の方がおっしゃった「自立を促す」支援を見ていると、今後、そうした状況は、変わっていくと希望の光をみる思いです。
この夏、看護学生との「夏期講座」で取り上げたのが「インクルーシブ」
その後、フラミンゴ隊さんと出会った金平糖
インクルーシブな社会を実現するために、私達に出来る事
当事者について知る事、障がいや病気についての情報発信
そして、誰もが参加できる「インクルーシブ」なイベントで、互いに知り合い・理解しあえるような機会を作る事
どれもこれも、困難を伴いそうなことばかりだけれど、少しずつ、出来ることから始められればと考えています。
※NHKバリバラ ”きょうだい”の悩み
再放送 再放送12月21日(金)0:00(木曜深夜)です。
見逃した方は、ぜひご覧ください。
まずは、きょうだいって何・・・を知ることから
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