2月21日は、コアスタッフミーティングの日。
その前に、コアスタッフ2名で介護専門学校の生徒さんたちの研究発表会に行ってきました。
その学校は、千葉代表が講師をしている学校。子ども病院のイベントやキワニスドール作りに参加して下さった顔見知りの生徒さんたちもいます。
どんな発表をするのかな~(ワクワク)
研究発表は、コミュニケーション・余暇・環境・多職種連携といったテーマで、実習や施設へのアンケートやインタビューなどをもとに、自分たちなりに良い点・悪い点を整理して発表。
私が注目したのは、これから介護現場に導入されるであろうAIやICTといった最先端技術。そして、おそらく一緒に働くことになるであろう外国人労働者のことを発表したコミュニケーションチーム。そして、ずいぶん前から言われているけれど、どーなっているのだろうかと思っている多職種連携チームの発表です。
コミュニケーションでは、同級生の外国人が実習中に感じたことなど、具体例がありとても興味深く聞くことができました。
多職種連携も、実習やアンケート、インタビューをもとに、とてもしっかりとまとめられていましたが、発表後に私の中には、疑問が一つ残りました。それは、「当事者はどこ?」ということ。おそらく、当事者を真ん中に多職種が連携、というイメージなんだろうと思います。が、私は、できれば、当事者もよ個並びのチームであってほしいなと思いました。ただ、認知症などコミュニケーション能力が衰えてきた方々を想定しているなら、それもしょうがないのかな~。私もいずれそうなるのかな~・・・・フクザツ。
そして・・・・ところどころに出てくる言葉に、心ざわめくこともありました。
「リクリエーション」や「クラブ活動」という言葉に、「え~っと、私、学生時代”帰宅部”だったんですけど・・・私らしく施設でも、帰宅クラブがいいな~」
「今後は地域のボランティアの利用」という言葉には、「え~っと、ボランティア=無料で利用できるって思ってませんか?」
午前の部最後の発表は、「本気で介護過程の会から介護福祉士の資格を果たすために~」
同窓生が作っている会からの発表です。
中間管理職になった卒業生たちが、それぞれの施設での困りごとを持ち寄り、勉強し、それぞれの職場にフィードバックする。自分たちが、組織としてどう動き、組織として当事者個人を支えるにはどうすればよいかといったことを勉強していることが、とても印象にのこりました。こうした彼らの活動は、きっと、介護業界の底上げや、地位向上につながるのではとも思いました。
そして、こうした発表会を私達市民が見ることは、施設を選ぶ際の視点を学べるのではとも思いました。
また、この発表会を通して、「介護過程」や「ICF」といった言葉にも出会いました。より良い介護を目指すためには、当事者である市民も常に、新しい情報を取り入れる必要性も感じました。
・・・と充実した発表会を後に、コアスタッフミーティイングへと向かいました。
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