金平糖☆ささえあい、ともに生きる

金平糖は、千葉市・船橋市を中心に活動するボランティア団体です。 (2011年7月 活動開始)

体験を語るということ

金平糖の活動の底辺には「誰かの体験や経験は、大切な社会資源」という考えが流れています。立ち上げメンバー3名も、それぞれ、病や介護、看取りの経験者です。

先日、この文言が目に留まったとのことで、ある病院から、コアスタッフSの介護や看取りについてお話をしてもらえないか、とのご依頼がありました。

思い起こせば、私とSさんのつながりも、彼女の介護や看取りのお話、でした。

自宅での看取りという貴重な体験談に加え、死を受け入れなければならない深刻な話題の中にもユーモアあふれる軽妙な語り口に、思わず引き込まれていったことを思い出します。

今回の依頼は、彼女にとっても金平糖にとっても、大きな一歩になるような気がしています。それは、私達の講座でも、いつか、death education(死の準備教育)が出来ないかと考えているかでです。

多死社会を迎えた今、誰もが「死」を見つめ直すことが大切だと思うのです。

死を忌み嫌うことなく語り合うことは、もしかしたら、誰もが穏やかな死を迎えるための第一歩なのかもしれません。

「誰かの体験や経験は、大切な社会資源」という考え方に共鳴して下さり、このような依頼を下さった関係者の皆さまに感謝申し上げます。

そして、コアスタッフSには、エールを・・・~~~ヾ(〃^∇^)o キャー!ファイトォー!!

このお話のご報告は、柿の実る頃・・・💕