金平糖の活動の底辺には「誰かの体験や経験は、大切な社会資源」という考えが流れています。立ち上げメンバー3名も、それぞれ、病や介護、看取りの経験者です。
先日、この文言が目に留まったとのことで、ある病院から、コアスタッフSの介護や看取りについてお話をしてもらえないか、とのご依頼がありました。
思い起こせば、私とSさんのつながりも、彼女の介護や看取りのお話、でした。
自宅での看取りという貴重な体験談に加え、死を受け入れなければならない深刻な話題の中にもユーモアあふれる軽妙な語り口に、思わず引き込まれていったことを思い出します。
今回の依頼は、彼女にとっても金平糖にとっても、大きな一歩になるような気がしています。それは、私達の講座でも、いつか、death education(死の準備教育)が出来ないかと考えているかでです。
多死社会を迎えた今、誰もが「死」を見つめ直すことが大切だと思うのです。
死を忌み嫌うことなく語り合うことは、もしかしたら、誰もが穏やかな死を迎えるための第一歩なのかもしれません。
「誰かの体験や経験は、大切な社会資源」という考え方に共鳴して下さり、このような依頼を下さった関係者の皆さまに感謝申し上げます。
そして、コアスタッフSには、エールを・・・~~~ヾ(〃^∇^)o キャー!ファイトォー!!
このお話のご報告は、柿の実る頃・・・💕
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