6月12日(日)アロマチームフォローアップ研修を行いました。
参加者 アロマチーム7名、スタッフ1名
講師:新川宏美さん(フリーのアロマナース、ブログ「森の聲だより」( http://blog.goo.ne.jp/noa-noa_march)
2014、15年度開催のアロマボランティアのための講習会受講生と、アロマ有資格者で作ったアロマチーム。リレーフォーライフや病院の夏祭りでのアロマハンドトリートメントを実施してきました。そして、昨年から高齢者施設でのアロマボランティアも始まりました。
そこで、チームのみんなが安心して、安全な活動をするためにも、フォローアップが必要と思い、研修会を開催しました。
研修会では、今までの活動の反省点から、健康な方と高齢者や認知症の方へのアロマアプローチの違いやアロマトリートメントでのコミュニケーションを中心にお話いただきました。
コミュニケーションの取り方のお話のなか、私が印象的だった言葉があります。それは「トリートメントに集中したい」という言葉です。それは「触れるケア」を大切にされるナースだからこその言葉ではないかと思いました。
触れることで、その方の体の状態を知り、心の中までも感じ取る。トリートメントをしている時、ふっとその方の表情がやわらぐ。
トリートメントをしている時、講師自身、五感を使って、いろいろな情報を読みとっているのではないのかと思いました。
翻って私のトリートメントはというと、何かお話をしないといけないのではないかと焦ったり、「次は、指をこうして、それから、手の甲をああして・・・」ということばかりにとらわれて、表情を見るのは、最初と最後のあいさつの時だけ、と、本当にトホホな内容に反省しきり((+_+))
実習では、認知症の方へのアプローチ方法を学びました。
「ここが手の甲ですよ。ここが手のひらですよ」と心の中で語りかけながら、ゆっくり・やさしくトリートメント。そのやさしさが、トリートメントをしている方へと伝わり、表情がやわらぐ・・・。大きく包み込むようにトリートメントすることで、安心感が生まれてくる。時には、そ~っとホールディング。温かな心と心が触れ合える・・・
講師のようなトリートメントには到底およばないけれど、ゆっくり大きく包み込み、その方の表情を読み取れるようなトリートメントができるようにと思いを新たにすると同時に、アロマトリートメントの奥深さを垣間見たような気がします。
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