講演会前に、マギーズ東京を見学。マギーズでは、専門職によるさまざまな支援を提供する、と聞き「な~んだ、ピアサポートの場はないのか」とちょっとがっかりしながら、講演会の会場へと向かいました(´・ω・`)
「英国マギーズセンター 20年のあゆみとサポートのエッセンス」と題された講演では、マギーズエジンバラセンター長と事業開発部長のお二人が、お話し下さいました。
お二人の言葉から、私の心に残った言葉を紹介します。
空間の持つ力
精神を高揚させ、刺激する環境(病院にはないもの)
スキルの高い専門職によるサービス
解放による浄化
よいサービス=資金集め
人々が支援したいと思う、臨床家が支援したいと思うプログラム
センター長が自分たちのサービスについて説明する時の、誇らしげで自信ある態度。それこそが、マギーズの「専門性が高く質のよいサービス」の現れだと感じました。でもそれは「一日にしてならず」なのです。利用される方からの聞き取り調査や、内部・外部監査を繰り返し、常にブラッシュアップしているからこそなのです。
また、イギリスにおいても当初は「この地方の方たちは、なかなか自分の気持ちをオープンにはしないよ」と思われていたというお話がありました。でも、20年の歴史やイギリス国内への広がりから、そーじゃなかったことは、明らかですね。
自分の気持ちを解放するために行われるグループセッションは、専門職がファシリテーターとなり進められます。その後、参加者の方たちが同窓会のような形で集まることもあり、ピアサポートへと発展することもあるとのことでした(*゚v゚*)緑に囲まれた心地よい空間でピアとほっこり一休み、近くにはそっと見守る専門職・・・といった具合なのでしょうか(*^▽^*)o~♪
こうした患者や家族の気持ちによりそう支援の他、社会への復帰前後の方や金銭面の不安にも、それぞれの専門職が、具体的に的確にサポートしていくそうです。
マギーズセンターは、専門性の高い専門職によるサービスを受けるところ、ですが、ピアの存在もきちんと認めてくれている・・・そんな気がしました(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン
※マギーズの建築に対する考え方・・・マギーズ東京HPより引用
美術館のように魅力的であり、教会のようにじっくり考えることができ、病院のように安心でき、家のように帰ってきたいと思える場所。
South West Walesは、黒川紀章さんの設計だそうです。(画像:マギーズ東京のHPより)
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