病気になったり、介護や看取りを経験した者として「地域にあったらいいな」を実現する、というのが、私たちの活動の大きな目的です。
あったらいいな、その1
「地域の人たちが、介護が必要になったり、病気になったりする前から、気軽に・お茶を飲みながら、福祉や医療の情報を得ることができる場があったらいいな」
あったらいいな、その2
「医療者も患者も家族も、障がいのある人もない人も、老若男女、みんなが一つテーブルについて、医療や福祉のことを考える場があったらいいな」
その1と似ていますが、こちらは、一つテーブルで、同じ目線で、話すことができる場
でも、ある時、それは無理かもしれない・・・と、言われました。
なぜなら、専門職はどうしても、専門職の顔になってしまう時がある。その表情の変化に、患者さんやご家族は、敏感に反応する。そこに、大きな壁ができている事を感じる(介護カフェをしている方のお話です)
そっか~、一つテーブルで話す、というのは、夢のまた夢なのか・・・と考えていました。
が、10月に参加「いのちくらしカフェ」は、まさしく、そのような場でした。その日の話題は「緩和ケア」。医療者・福祉関係者・患者・家族のそれぞれの立場を超えた思いがそこにあったような気がしています。
当日の様子は、「いのちと暮らしを脅かす安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会のホームページ」を、ご覧ください。
「あったらいいな、その1・その2」は、福祉や医療が身近なものとしてとらえることができて、それが、自分や家族の健康を考えることにつながればいいなと考えています。
でも、自分で考える時、悩みすぎて、突き詰めすぎてしんどくなることもあるかもしれません。そうなる前に、ほっとお茶を飲みながら、気持ちや情報を整理できる場があればいいな・・・が、「金平糖のあったらいいな、その3」なのです。
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