11月10日、高齢者施設での裁縫の会
参加者 利用者:9名、金平糖ボランティア:4名
「毛糸で作る雑貨」
参加者の方のむかし語りに「囲炉裏端・・・」という言葉が出てきました。
テーブルを囲み、好みの色の毛糸で、自分が作りたいと思った雑貨を作っているこの時間は、囲炉裏端に集う家族が、それぞれの時を過ごした風景に似ているのかもしれません。
この日、私にとってちょっと嬉しいことがありました。
それは、編み物が完成した方が、「私も、このお掃除グッズを作りたい」と、ご自分でおっしゃったことです。
「自分で選ぶ・選べる」ことを大切にしてきたこの活動。でも、どうしてもこちらから「この中から選んでください」という声かけをして選んでもらう、というパターンでした。このように、ご自身で「私も・・・したい」と、声をあげてくださったことが、なんだかとっても嬉しかったのです。
何を作ってもらおうか、どんな作品なら楽しみながら作ってもらえるだろうか・・いろいろ悩みながら、失敗しながらの一年とちょっと。「継続は力なり」になっているのかも・・・と、ちょっぴり嬉しく思えた出来事でした(^-^)
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