身長約40cm、体重約50gの”のっぺらぼう”の小さなお人形。
小さなキワニスドールが居る場所は、小児病棟。
子ども達に、治療の説明をするために使われています。
キワニスドールに関する研究報告があります。
内容は、治療が終わった子ども達にキワニスドールに自由に描いてもらったとうもの。ドールに描かれた絵から、きちんと説明されずに受けた処置についての辛かった思いが、ドールに描かれた絵により、医療者が気づいたという事例などが報告されています。
大人でも、自分の病気を正しく理解すること、医療者と良好なコミュニケーションを取りながら、自分の気持ちをきちんとすることは、難しいものです。
多くのこども病院で、キワニスドールが有効に活用され、子ども達の不安が少しでも取り除かれることを願うばかりです。
そのためには、一つでも多くのキワニスドールが必要です。
6月15日(土) キワニスドール作りの会、参加者募集中です。
当日は現場で活躍するCLS(チャイルドライフスペシャリスト)さんからご提供いただきました、実際に病院でどのように使われているかなどの情報などがわかる資料も用意する予定です。
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